ノツログ extra

東京都板橋区在住のフリーライター・野津修(63歳)の備忘録

3月23日(金)火曜日の成田に続き羽田での取材と、新たな酒場での日常。

朝5時45分起床。原稿制作の続き。10時20分ぐらいに家を出て取材へ。石神井川沿いのソメイヨシノは一晩でかなりつぼみが膨らんで五~六分咲きといった感じ。

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本日の取材先は羽田空港。火曜日は成田で今日は羽田。空港関連が続く。山手線・京浜東北線で浜松町まで行き、モノレールに乗り換えて羽田駅第2ターミナルへ。11時40分ぐらいに到着。取材前に「つきじ亭」でせいろそば(420円)。ここは自動券売機と厨房が直結していて、チケットを購入したら即オーダーが通るシステム。注文カウンターに持って行かなくても良く、店内の空いたスペースで待機していて、番号を呼ばれたら取りに行くシステム。1分も経たないうちに番号を呼ばれる。やや細目だがしっかりコシのある本格的なそば。サクッと完食。

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取材は1時間半ちょっと。終了後、モノレールで浜松町まで戻り、京浜東北線で上野まで。常磐線ホーム上の大江戸そばで「ざるそば」(310円)。

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その後、マクドナルドでしばらく仕事をして16時50分ぐらいに酒場へ。当然のように本日も休み。閉じたシャッターとその先にあるひっそりと灯りの消えた店を見て、このまま開かなかったらどうしようかと考えると暗澹たる気分になる。

気を取り直して17時5分ぐらいに別の酒場へ。本日も最初の客。カウンター角の席に座って瓶ビールをオーダーし、テレビの大相撲大阪場所13日目を見始める。この店でこうやってテレビを見ながら飲むことが日常になりつつある。つまみは菜の花のおひたし。その後、常連らしき男性と小上がりの大先輩の二人が来店。ビールからレモンハイに移行し、ホタルイカのぬたを頼む。相撲は結び前の大関対決で高安が勝ち。結びで鶴竜魁聖を破り、明日勝てば優勝となった。

大相撲中継が終わるとご店主がおかみさんに教育テレビでやっている春の選抜にチャンネルを変えるよう要求。第3試合の明秀日立―瀬戸内戦が終わった直後だった。高校野球には全く興味がないが、今回は滋賀県が3校出ているほか2校出ている県が複数ある一方、1校も出てない県が多いのが気になる。島根とか鳥取だったらまだわかるが、群馬や沖縄、徳島、鹿児島なども出ていない。実績で選んだと言われればそれまでだが、出なかった県出身者としては21世紀枠ですでに2校出場している滋賀県の高校を選ぶって何だよ…という感じ。嫌いな高校野球が余計に嫌いになった。NHKが春も夏も全試合を地上波で中継しているのも異常。

幸い、テレビはすぐに日テレのニュースにチャンネルが切り替わる。目を引いたのは「北海道稚内市宗谷岬無人島・弁天島に大量のトドが上陸し、直径約70メートルの小島が約2000頭のトドに覆われた状態になっている」というニュース。去年読んだ久生十蘭の「海豹島」という小説を思い出す。あの小説はオットセイだったが。18時15分頃に店を出て帰宅。

20時ぐらいから録画しておいたとんねるずの「みなさんのおかげでした」最終回を見る。一時代を築いた番組なのは確かなんだろうが、もはや何の感慨もない。