ノツログ extra

東京都板橋区在住のフリーライター・野津修(63歳)の備忘録

7月3日(火)タイミングが難しい酒場での注文と、ギラギラとした夏の日差し。

朝4時25分起床。テレビを見るとW杯・日本対ベルギーは2対0で日本が勝っている。なんだこの夢のような状況は…と思いながら見ていたらあっという間に追いつかれて、最後の最後で逆転されてあっけなく夢は終わった。その後、先週木曜日した原稿制作の続き。結構手こずったが10時ぐらいにアップ。続いて取材なし案件の原稿制作を開始。14時30分ぐらいに70%程度までに仕上げる。通知が出たのでWindows10のアップデートをしたら40分ぐらいかかってしまった。やり始めてから気付いても遅いがこれは夜中にやるべきだな。その後、明日の取材の場所の確認などの準備。わかりやすそうで実はわかりづらい場所。経験上、こういう場所は要注意。グーグル地図がわかりづらく、もっといい地図はないかと探したら30分ぐらいかかってしまった。16時ぐらいに家を出て「晩杯屋 中板橋店」へ。先客は1名。本日は奥のカウンターの入口寄り。チュウハイにつまみは「ポテサラ」。晩杯屋とオリバーソースが共同開発した「だしソース」をかけていただく。

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最初の10分ぐらいは先客と私の二人だったので、静かで快適。その後ポツリポツリと一人客が入って来る。立ち飲みなので自然とパーソナルスペースが狭くなり、それに伴って快適度は下がる。賑やかで活気ある店が好きな人もいるかもしれないが、私は静かですいている店の方が全然いい。店主や店員さんに適度にほっておかれるんだったら尚良し。この店には結構な頻度で来ているが、スタッフがいつも違っており、顔なじみにならないため楽でいい。テレビでは日テレのニュース。飲みながら見るテレビはニュースかスポーツ番組に限る。セリフが聞きづらいこともあり、ドラマは不向き。つまみは「黒コショウメンマ」「わさび高原白菜」を追加。

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どちらも盛り付ければすぐに出せるもの。というのも、当初は「レバフライ」など加熱調理が必要なものを頼もうと思っていたが、そのうちお客さんが増えて来てオーダーもどんどん入って厨房が忙しそうになってきたので、遠慮して頼めなくなった。次からは、加熱処理が必要なつまみはすいているうちにさっさと頼んでしまうことにしよう。なんて、酒を飲み始めたばかりの20歳過ぎのヤツみたいな発言だな。1時間ぐらい飲んでお勘定。17時過ぎだというのに強烈な夏の日差し。ただセミの声はまだ聞こえない。

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7月2日(月)立ち飲み屋で頼んだのりチーズと、ごぼうの唐揚げ。

朝6時30分起床。先週木曜日取材の原稿制作続き。16時30分ぐらいに家を出て「晩杯屋 中板橋店」へ。先客はカウンターに3名、入口付近のテーブルカウンターに2名、奥のテーブルカウンターに4名。奥のカウンターに案内され、まずはチュウハイ。つまみは「のりチーズ」。いつもは「塩チーズ」だが本日は「のりチーズ」。こんなヤツ。

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のりは韓国のり。塩気があってうまいが、塩分が気になるし、手がべたつくのが難。テレビでは「コード・ブルー」の終盤。16時50分ぐらいにニュースになり、落語家の桂歌丸さんが亡くなったとの速報。奥のテーブルカウンターの4名は演劇関係の人達か。それっぽい話を声高にしていたが、途中から意識を遮断して話している内容を聞かないようにしたのであまり気にならなかった。つまみとして「ゴボウの唐揚げ」を追加でオーダー。 想像していたのとは違ったカタチ。

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1時間ぐらい飲んで帰宅。夜のニュースではあと何時間後のW杯日本対ベルギーの話題で持ち切り。別にその試合を見たいからというわけではないが、眠くなり22時過ぎに寝る。

7月1日(日)強烈な日差しで夏本番到来を感じさせる天気と、山形みやげのカップ酒飲み比べ。

朝6時50分起床。梅雨明け宣言から最初の日曜。強い日差しで夏本番到来を感じさせる天気。朝食時に録画していた「ゴッドタン」を見る。先週に続き「マジウタ横アリ編」。松丸さんのダンスのキレはさすが。ハライチの岩井・澤部の掛け合いはまずまず。その後、木曜日取材の記事制作の続き。昼食は日清の冷凍うどん「古奈屋カレーうどん」。スパイシーなカレースープをゴクゴク飲み干す。

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午後もひたすら原稿制作の続き。途中、気分転換で金曜日に受け取った取材なし案件の音声データのテープ起こし。話者の声が小さく、聞き取りづらくてまいる。18時過ぎに家を出てスーパーで買物。豆腐、春雨サラダなどを買って来て宅飲み。先月、山形で購入してきたカップ酒「出羽桜」と「最上川」を飲み比べる。

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「出羽桜」はフルーティでふくよか。「最上川」のラベルには松尾芭蕉の「五月雨や集めてはやし最上川」という句。若干酸味を感じるが淡麗な味わい。21時からNHKスペシャル「シリーズ 大江戸 第3集 不屈の復興!!」を見る。江戸は3年に一度の割合で大火に襲われていたとのこと。なんかある程度火事を容認していたような気もする。23時からW杯のロシア・スペイン戦を見るが、前半を見終わったところで力尽き就寝。

6月30日(土)セブンプレミアムの「具だくさん ちゃんぽん」と、島根・玉櫻酒造の「殿(しんがり)」というお酒。

朝6時50分起床。朝食時に録画しておいた「孤独のグルメ」を見る。八丁堀の中華料理店編。中華料理店主を演じていたは角野卓造さん。さすが中華料理屋の店主役は堂に入っている。木曜日取材の原稿制作をスタート。昼食はセブンプレミアムの「具だくさん ちゃんぽん」。その名の通り実に具だくさん。

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午後も原稿制作の続き。17時まで。18時過ぎに家を出て「焼鳥やっちゃん」へ。本日はカウンター席で店員さんは女性1名体制。先客はテーブル席に3名。キンミヤの酎ハイにキャベツ味噌、枝豆、ねぎま、鳥皮。先客は18時20分ぐらいに帰り、一時静かになったが18時40分ぐらいからお客さんがポツポツと来店し、適度な賑やかさに。カウンターの前に置いてある一升瓶の中で本日目に付いたのが島根・玉櫻酒造の「殿(しんがり)」というお酒。「殿」と書いて「しんがり」と読むとは知らなかった。意味は、後退する部隊の中で最後尾の箇所を担当する部隊のことで、転じて隊列や順番の最後尾のことらしい。どういう意図があって命名したのだろうと思ったら、サイト杜氏さんの次のような文章が!

殿(しんがり)という名前は、当時蔵人として手伝いに来てくださっていた地元の方が、とにかく競馬が大好きで、殿一気がどうのこうのと楽しそうに話しておられたのが印象的で、宴会の最後辺りで活躍するお酒になれば良いなと思い、殿(しんがり)と名付けました。本来の由来はウィキペディアをどうぞ。

殿を飲んで終わりにしようと思ったんだけど、なかなか終われない。。と言われるのが一番嬉しかったりします。

 面白いし、とてもイキなネーミング。1時間ちょい飲んで帰宅。録画しておいた「新 鉄道・絶景の旅」を見る。今回は「ぐるり秋田 ローカル線乗り継ぎの旅」。角館に行ってみたいな、と。その後、23時からのW杯 フランス・ポルトガル戦を見たいと思ったが睡魔に勝てなくて就寝。

6月29日(金)観測史上初となる6月中の梅雨明け宣言と、丁寧に焼かれたサバの塩焼き。

朝6時15分起床。昨日の取材のまとめ。16時10分ぐらいに家を出る。本日、関東甲信地方が梅雨明けしたと見られるとの宣言。6月中は観測史上初。ということで快晴。ピーカン。真夏の日差。「ギィラギラ太陽がぁ燃ぉえるぅようにぃ~」という歌詞が頭の中でぐるぐる回る。歌っているのはもちろん安西マリア。田中美奈子ではない。ただ、まだ暑さを増幅するセミの声は聞こえないのでマックスの手前ぐらい。16時25分ぐらいに「晩杯屋 中板橋店」に入店。先客は一人客3名に二人客一組…だったような気がする。奥のカウンター端っこに案内される。この場所はテレビはよく見えるが、目の前に揚げ物の油ハネ防止用の銀色のカバーがあって視界を遮っており、厨房内も店の様子も見えない。つまり、一人飲みの楽しみの一つである、厨房内の店員さんの動きや他のお客さんを観察する楽しみがない。チュウハイとマカロニサラダ、そしてサバの塩焼き。じっくりと時間をかけてとても丁寧に焼かれていた。これで150円!

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テレビではフジテレビのドラマ「コード・ブルー」をやっており、浅利陽介が巨大な岩の下敷きになって大変なことになっていた。痛々しくて飲みながら見るシーンじゃない。本日、視界が悪い場所なりに気付いたこと二つ。1.トイレの左横、カウンター内にストラップがついた防犯ベルが10個ぐらい吊されており、その下にはサスマタらしきものが2本用意されていた。2.16時45分ぐらいにその日の新メニューが届き、各カウンターの上にあるメニューが入れ替えられること。1時間弱飲んで帰宅。22時少し前から録画しておいた「新 鉄道・絶景の旅」を見る。新潟から電車で日本海側を山形、秋田を経て青森に行く旅番組。新潟の村上、山形の酒田、青森の鰺ヶ沢に行ってみたいと思う。

6月28日(木)しぶそばの盛りそばと、何年ぶりか思い出せないぐらい久々の渋谷公園通り。

朝5時25分起床。午前中は本日の取材の準備・下調べ。13時45分ぐらいに家を出て取材へ。山手線で渋谷へ。14時30分ぐらいに到着。駅構内の「しぶそば」で盛りそば(350円)。この店に入ったのは15年ぶりぐらいか。いや、アップルがストロベリーとかライムとかグレープといったアメ玉みたいな色とカタチのパーソナルコンピュータを発売していた頃だからもっと前か。入口のレジで食べたいメニュー名を告げて精算し、レシートを受け取る。店員さんは奥の厨房に向けて品名を大声で伝える。客は店内の空いているところにスペースを確保し、手前にレシートを置いて待つ。出来上がると女性店員さんが運んできてくれる…という昔ながらのシステム。現在の主流である、自動券売機でチケットを買って注文カウンターで店員さんに渡し、出来がりを自分で受け取りに行く、というやり方と全然違う。AIがクルマを運転し、ショップでは人型ロボットが客を出迎える時代に、店頭のレジ担当がいちいち大声でオーダーを奥の厨房に通すなんて…。オーダーミスも少なからず発生するだろうし、人件費もかかるだろうに。しかもここは人里離れた山奥なんかではなく、東京でも有数の先端エリアにして都会を夢見る全国の若者憧れの地・渋谷の起点「渋谷駅」構内なのだ。きっとこのシステムに異常にこだわっている人が経営層にいるに違いない、などと思いながらサクッと完食。

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食べ終えてスクランブル交差点方面に出ると、ギラギラと照りつける真夏の日差しを浴びて輝くQFRONT。信号が青に変わって西武方面に向かってゆっくりと歩き出すと、ヘソ出しカットソーにローライズのジーンズからTバックをのぞかせた女性が颯爽とした足取りで追い抜いて人ゴミに消えていった。

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取材は15時30分から2時間ほど。といっても正味は1時間半。30分ほど先に来て撮影を済ませておく予定だったカメラマンさんが15分程度遅刻したせいで、取材開始時間が遅れたからだ。カメラマンさん遅刻の原因として考えられるのは2つ。一つはクライアントに告げられた住所の最後に書いてあるビル名だと思われる名称が実はビル名ではなく、その建物の2フロアを占めるコワーキングスペースの名称だったため。もう一つはビルが工事中で、全面が白いビニールシートに覆われていて建物の全景がわからなかったためだろう。私は少し迷ったものの、余裕を持って出てきたせいで焦らずにアポイント時間の30分前には場所を確認できた。ただ、元渋谷区民でこの辺りの地理には絶対的に自信があったのに少し迷ったことで、オレも年を取ったなと思う。ただよく考えれば、公園通りなんて5~6年ぶり?いやもっとか?この前来たのが何年前かも思い出せないぐらい前に来て以来。街の様子も随分変わり、この通りに浦安のテーマパークの出店があるなんて今の今まで知らなかったぐらいだからしょうがない、と自分を納得させてみたりもする。

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帰りは副都心線。18時30分ぐらいに帰宅すると暑さで汗が吹き出る。23時からW杯の日本・ポーランド戦をテレビ観戦。決勝トーナメント進出のため、負けているのに最後はボール回しで時間をつぶす作戦。1点ビハインドなんだから最後まで果敢に攻めて、ダメった時はしょうがない、というのが正論なんだろうが、まあこれもしょうがないか。おそらく今頃、今日の昼間に行った渋谷・スクランブル交差点は青いお揃いの服を着た人たちで溢れかえっていることだろうと考えたらゾッとした。

6月27日(水)日差しは強烈だが風が強い一日と、静かで快適な一人飲み。

朝6時15分起床。午前中はブログ作業など。午後から明日の取材の準備。ブロックチェーン技術について調べたりする。15時過ぎに家を出て近所を散歩。晴れていて日差しは強烈だが風が強くてそれほどの暑さは感じない。体調はまあまあ。やや迷ったが15時25分ぐらいに「晩杯屋 中板橋店」へ。先客はおらず、店員さん2名体制で夜に向けて仕込み中。チュウハイに「マカロニサラダ」と「アジフライ」をオーダー。

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20分ぐらいはずっと一人。静かで快適。てっきり近所の先輩たちのたまり場になっているのかと思っていたが、まだそうじゃないんだ。テレビではテレ朝の「科捜研の女」。ぼんやり見ていると、16時少し前にお母さんと小学校3年生ぐらいの子供の二人が来店。子供はコーラ、お母さんは緑茶割をオーダー。続いて16時過ぎに仕事途中のサラリーマン2人組。「ノンアルコールってありますか」と言いながら入店してくる。遅めの昼食代わりか? なるほど、こういう使い方もあるのか。追加で「冷やしトマト」を頼む。

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1時間ほど飲んで帰宅。

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夕食は麻婆豆腐など。先日「蒙古タンメン中本 汁なし麻辛麺」を食べたときに残っていた辛味調味料「花椒入り辣油」を加え、辛さをアップしていただく。食後、少しウトウト。起きて録画していた「世界!ニッポン行きたい人応援団」を見る。今回はテキサス・オースティンに住む抹茶好きの女の子編。素直で勉強熱心。思い描いていたテキサス娘とは真逆のイメージ。W杯の韓国・ドイツ戦を途中まで見る。