ノツログ extra

東京都板橋区在住のフリーライター・野津修(63歳)の備忘録

11月5日(月)志村坂上のカオスなそば店と、スペイン・フランス国境に挟まれたアンドラ公国。

朝6時20分起床。先週火曜取材分、水曜取材分の原稿を午前中にアップ。13時ぐらいに家を出て志村坂上に。少し前、「メシ通」というサイトに紹介されていた「さかうえ」に行ってみたが定休日。

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ということでいったん駅に戻り、近所の立ち食いそば店を探す。スマホで探して見つけたのが板橋中央総合病院近くの「いなば」。行ってみたがやっておらず。

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さらに周辺を歩いて見つけたのが「広林(こうりん)」というお店。

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店の入口横にタバコの自販機があるためか、入口付近にはタバコを吸いながら談笑しているサラリーマン風男性が二人。その脇を通ってドアを押して店に。店内は薄暗く、カウンターのみの居酒屋風。カウンターの奥3分の1には雑然とモノが置かれ、8席のうち3席は使用できないなかなかのカオス状態。ややビビる。片付けをしていたのか、カウンター席後ろの通路側にお店の方と思われる30代ぐらいの女性がおり、閉店近くに滑り込んで来た見慣れぬ客にやや戸惑っている様子。「いいですか」と尋ねると「どうぞ」ということで入口から3つ目の席に腰を下ろす。目の前の壁に貼られたメニューを見ると「かけうどん・そば」が240円、「天ぷらうどん・そば」が290円と激安。「カレーライス」も「焼きそば」も「焼きうどん」も350円。30年ぐらい前から時間が止まっているんじゃないかと思うような値段。ということで「天ぷらそばお願いします」と頼んだところ、店の一番奥にあるドアを開け、その先にいる誰かと話をする女性。話はしばらく続く。しょうがないのでカウンターの上に無造作に置いてある新聞の「村上春樹さんが母校・早稲田大に原稿や世界各国で翻訳された著作など資料を寄贈すると発表した」という記事を読んで時間をやり過ごす。そして数分後、戻って来た女性に、今日はもう天ぷらがないとすまなそうに伝えられる。「では何ができますか」と尋ねると「たぬきそばなら」ということで「たぬきそば」(270円)に。そして3分ぐらいで出てきたのがこちら。

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そばはやや柔らか目。ゆでそばかな。つゆは薄目だがほんのり甘みがあって、これはこれでいいかも。たぬきはたっぷり。最初はサクサクしていて、食べ進めるに連れてつゆを吸ってブヨッとしてくるのが楽しい。店の一番奥にあるテレビでは昼のワイドショーがやっており、青森市議に当選した若者がツイッターの裏アカウントで老人をバカにするような発言をして謝罪会見をしたというニュースを伝えている。レポーターが「裏アカウントとはですね…」と説明している様子などをチラチラと見ながら、5分ぐらいで完食。久々にワクワクドキドキした店だった。ということで三田線に乗って帰宅。16時過ぎに家を出て「晩杯屋 中板橋店」へ。チュウハイに「ポテサラ」。

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追加で「サバ竜田揚げ」(180円)。

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本日は結構次から次へとお客さんが来店。1時間ほど飲んで帰宅。21時ぐらいから録画しておいたBS11「世界の国境を歩いてみたら・・・」を見る。今回はフランス×スペイン。バスク地方のこととか、フランスとスペインの国境に挟まれたアンドラ公国とか、まだ知らないことが多すぎる。