ノツログ extra

東京都板橋区在住のフリーライター・野津修(63歳)の備忘録

7月10日(火)大塚の立ち飲み屋にいた秘密クラブ案内男と裸の大将風。

朝5時起床。ブログ作業など。14時過ぎに家を出て池袋へ。遅ればせながら池袋の「大黒そば」が5月末をもって閉店したと知って確かめに行く。なるほど閉店しており中は真っ暗。ついに閉店しちゃったんだな、知ってたら最後に春菊天そばを食べに来たのに…と思う。

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駅に戻る途中、IWGPニイニイゼミの鳴き声を聞く。

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JR山手線で大塚へ。15時過ぎに「晩杯屋 大塚南口店」に入店。

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先客は30代前半ぐらいのTシャツ・短パン姿の男性。カウンター一番奥にスペースを確保し、ゴールデンチュウハイにつまみは「マカロニサラダ」をオーダー。

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2人分ぐらいのスペースを空けて左側でビールを飲んでいる先客には、なぜか5分おきくらいに電話がかかってくる。その度に「みずほ銀行の角を曲がって…その先の突き当たりを…」という道案内をしているような言葉が途切れ途切れに聞こえてくる。何そのやりとり? 秘密クラブかなんかの道案内か?…と頭の中で疑問が渦巻く。その後、「煮込み」をオーダー。隣の秘密クラブの案内男は「揚げにんにく串」「揚げとうもろこし」「鶏なんこつ唐揚げ」と、揚げ物を次々に頼んでいる。

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15時半過ぎにドアが開くと共に「バンパイヤってここですかぁ」という声。見ると50歳前後の男性。やや太り気味の体型といい、話し方といいどことなくあの裸の大将風。店員さんが「はい、ここですよ」と答えると店に入り、私と秘密クラブの案内男の間に来てドリンクを注文。そしてしばらく壁に貼ってあるメニューを見回した後、こんなやり取りが。大将「エビおくら天くださぁい」店員さん「はい、かしこまりました」大将「いくらですかぁ」店員さん「150円です」大将「じゃあそれくださぁい」。直感的にこりゃちょっとヤバイと感じ、話しかけられないように店の一番奥にあるテレビに集中する。大将は体型のせいか、立って飲むのが少しキツイらしく、立ち飲みカウンターのすぐ後ろにあるテーブルカウンターに持たれかかっている。店員さんがツマミを持ってくると「もたれかかっててもいいですかぁ」と意外にも殊勝に聞く。「まだ混んでないんで大丈夫ですよ」と店員さん。秘密クラブ案内男は「コロッケ」を注文。またも揚げ物。15時45分ぐらいに3杯目のゴールデンチュウハイがなくなったので店を出て帰宅。大相撲名古屋場所3日目をテレビ観戦。千代の国がねばりの相撲で高安に勝つ。横綱二人は共に3勝目。

7月9日(月)またマスコミの被災地狂想曲が始まったと、立ち飲み屋のテレビを見て思う。

朝6時10分起床。先日から制作していた原稿を午前中にアップ。その後、ブログ作業など。16時過ぎに家を出て「晩杯屋 中板橋店」へ。日差しは強いが、まだセミの声は聞こえない。16時15分ぐらいに入店すると先客は1名。30代後半ぐらいの男性。奥のカウンターにスペースを確保し、チュウハイをオーダー。ツマミは「マカロニサラダ」に「マグロの山かけ」(200円)。10切れほどのマグロブツに山芋。

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テレビでは夕方のニュース番組。大雨で被害を受けた地域に東京から番組の看板キャスターが乗り込み、深刻な表情でレポートしている。マスコミの被災地狂想曲がまた始まった、と思う。報道は現地スタッフに任せるべきだ。災害直後でまだ混乱する被災地にわざわざ東京から報道部隊が乗り込む必要はない。このキャスターはまた来年の7月に1年ぶりにこの地を訪れ、本日インタビューした人たちに「お久しぶりです。あの時は大変でしたね」などとまたインタビューをするのだろう。3月11日になると各局の看板キャスターがこぞって東北地方に行って、現地から復興の様子と称したレポートをするように。1年に1回来るだけで何が被災地に寄り添うだよ。それにしても、平成に入って最悪となった今回の豪雨災害。結構早い段階から気象庁が歴史的記録的豪雨になると警告していて、テレビでも盛んに伝えていたのに何でこうなったのか。なぜ、多くの人が「まだ避難しなくても大丈夫だろう」と思ったのかを検証しなければ。本日、九州北部、中国、近畿、東海、北陸が梅雨明けしたと見られると気象庁が発表したそうだ。その後、つまみの追加で「エリンギポン酢」(130円)を頼む。

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エリンギをスライスしたものがバターで炒められており、これにポン酢と七味をかけていただく。ふんわり漂うバターの香り。相撲が見たかったので、スマホのイヤホンジャックに挿すアンテナを持って来て、ワンセグ視聴を試みるが放送波圏外の表示が出て見ることはできず。どこか近くで4時から相撲を見ながら飲める店はないものか…。途中、日本相撲協会の取り組み結果サイトをチェックしたら隠岐の海は負けていた。1時間ぐらい飲んで帰宅。17時半過ぎからテレビで大相撲名古屋場所を観戦。大関横綱は安泰。20時から「世界!ニッポン行きたい人応援団」を見る。今回はうどんを愛するウルグアイの女性の再来日編。

 

7月8日(日)始まった大相撲名古屋場所と、初めて行った「やきとり にしだ場」の金宮焼酎ボトルセット。

朝7時起床。ニュースを見ると大雨による被害者数が拡大している。昨日、ニュースで見た倉敷の親子は無事避難しただろうか。朝食時に録画しておいた「ゴッドタン」。本日はこの若手知ってんのか!? 2018 前編。特にインパクトのある若手は見当たらない。その後、水曜取材の原稿制作の続き。昼食は昨日の昼と同じくミツカンの麺にかけて混ぜる「まぜつゆ 冷やしすだちうどん」を使ったうどん。うどんは冷凍だが、噛みしめると若干反発してくるぐらいの弾力がある。

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午後も原稿制作の続き。16時ぐらいから大相撲名古屋場所初日をテレビ観戦。隠岐の海石浦に勝ち初日白星。今場所注目の新大関栃ノ心は紫色の新しい締め込みで登場。おお!栃ノ心もようやく自前を新調したのかと感慨にふける。というのも、大関に昇進するまで栃ノ心がつけていた銀鼠の廻しは、師匠の春日野親方(元・栃乃和歌)から譲り受けたものだという話を以前聞いたことがあり、私なりに色々思うところがあったため。相撲中継で栃ノ心の人となりを示すエピソードとして語られたその逸話を耳にして、私は「尊敬する親方の廻しを譲り受けて自分も使うとはなんという師弟愛!いい話だな」と思うと同時に「生理的に抵抗はないのか」という思いがわき上がってきた。相撲の廻しは洗濯をしないという話を思い出したのである。ということは…親方のあんな所やこんな所に直接触れて汗が染みついた部分が、自分のあんな所やこんな所に直に触れることになるんじゃないか!? 百歩譲って漂白洗剤を使って洗ったものならまあいい。しかしもう一度言うが、洗濯をしてはいけないものなのだ。でも、今回ついに新調したわけで、いい機会だし良かった良かった…。そう思いながら本日の対戦相手・勢との仕切りを見ていたら、「今回の廻しも親方から譲り受けたものだそうです」と語るアナウンサー。どれだけ親方が好きなんだ!! で、取り組みは寄り切りで栃ノ心の勝ち。豪栄道は正代に敗れて黒星発進。横綱二人は安泰。18時過ぎに家を出て「やきとり にしだ場 中板橋店」へ。今年1月にオープンしたとのことだが、入ったのは初めて。「金宮焼酎ボトルセット」は、キンミヤの600ml瓶1本と炭酸、氷、梅シロップがセットで1390円と超おトクだった。ヤカンに入った炭酸。注ぎ口から炭酸が飛ばないか心配だが、実用にさほど支障はなさそう。梅シロップなんて使わないのに…と思っていたが、試しに入れてみたら甘さはほとんどなく、ほのかに香る程度。これはいいかも。合同酒精の「梅の香」というものらしい。

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焼き鳥、接客もまずまず。1時間ちょい飲んで帰宅。録画しておいた「鉄腕DASH」を見る。それにしてもダッシュ島、大雨は大丈夫だったのだろうか。

7月7日(土)さわやかすだち風味の「冷やしすだちうどん」と、さっぱりしたゴーヤとツナのマヨネーズ和え。

朝5時40分起床。水曜日取材の原稿制作の続き。昼食はミツカンの麺にかけて混ぜて使う「まぜつゆ 冷やしすだちうどん」によるうどん。すだち風味でさわやか。うどんは冷凍の稲庭うどん。しっかりとしたコシあり。

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午後も原稿制作の続き。16時半ぐらいからニュースを見る。大雨で広島、岡山に特に大きな被害。倉敷・総社・高梁など、松江に帰省する際によく利用していて馴染みのある伯備線沿線の街の様子が次々と報道される。特に岡山県倉敷市真備では、2階のバルコニーでヘリコプターに向かって布を振っている人や、屋根に登って手を振って助けを求めている人たちの姿。ある家ではお母さんらしき人が空に向かって手を振っており、その横で小学校低学年と幼稚園ぐらいの子供2人がコップみたいな小さな器で必死にベランダに流れ込んで来る泥水をすくっては外に捨てるという、そんなことやったってほとんど意味がないんじゃないか、それよりは体力を温存した方がいいんじゃないかと思われる動作をひたすら繰り返していた。18時過ぎに家を出て「焼鳥やっちゃん」へ。先客はカウンターに一人客2名。テーブル席へ。キンミヤの酎ハイにキャベツ味噌、ねぎま、鳥皮。ホワイトボードのメニューからゴーヤとツナのマヨネーズ和え。マヨネーズがくどくなくサッパリ。

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一つ置いた隣のテーブル席では中年男女二人が普通に飲んでいると思っていたら、途中から男性2人が合流。その一人がやけに自己顕示欲の強いおっさんで、やっちゃんに向かって「ここは昔中華屋だったよね」などと地元通ぶって大声で話しかけていて閉口。「黙れ、うるせーよ!お前の薄っぺらい知識なんぞ聞きたくねーんだよ、オレなんかその中華屋の前の店も、さらにその前の店も知ってんだよ、このクソオヤジ」と心の中で罵声を浴びせることによってマウントを取り返したつもりになって冷静さを保つ。19時半ぐらいに帰宅。NHKテレビをつけると「ブラタモリ」は中止で大雨に関するニュースとなっていた。

7月6日(金)西日本地方の大雨とオウムのニュース一色(二色?)の一日。

朝5時起床。水曜日取材の原稿制作。朝から西日本地方で続く大雨のニュースで慌ただしかったが、さらに朝9時前、オウム真理教の元教祖らの死刑が執行されたとの報道。15時40分ぐらいに家を出て「晩杯屋 中板橋店」へ。午前中降っていた雨はやんでいたが日差しはなく、ここ数日と比べるとやや肌寒い。16時少し前に入店すると先客はおらず。奥のカウンターに。チュウハイと「マカロニサラダ」をオーダー。テレビはTBSのニュース。追加のつまみは「ちくわ磯辺揚げ」。青のりがサッと振ってあるのが嬉しい。

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そして「もろきゅう」。もろみ味噌には青唐辛子を刻んだものが入っており、時々ピリッと来る。

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お客さんは後から一人客が2人来店したはず。今日は他のお客さんのことなんぞ気にせず、ぼんやりとニュースを眺めながら飲んでいたのであまり確かじゃない。1時間ほど飲んで帰宅。19時過ぎぐらいからNHKでずっと大雨関係のニュースを見る。

7月5日(木)立ち飲み屋でいただいた香ばしい「平子のあぶり」と、そばの入った「山菜の小鉢」。

朝5時15分起床。昨日の取材のまとめ。昼過ぎにW杯・日本代表が成田空港に帰国したとのニュース。出迎えの人の多さに、取材が昨日で本当に良かったと思う。16時過ぎに家を出て「晩杯屋 中板橋店」へ。先客は入口付近のカウンターとテーブルカウンターに一人ずつの2名。どちらもこの店で見たことのある70歳オーバーの大先輩。奥のカウンターにスペースを確保し、チュウハイにまずは「のりチーズ」をオーダー。

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テレビでは日テレのニュース。四国・関西地区を中心に大雨。京都の鴨川の濁流の映像が流れる。本日は比較的静か。16時30分過ぎには先客のお一方が帰り、もうお一方はトイレに行ってこんな感じに。

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16時45分ぐらいに奥のテーブルカウンターに2名来店。つまみは「平子のあぶり」を追加。カリカリッと香ばしい。

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「山菜の小鉢」を追加。山菜のおひたしに、ほんの少しだがそばが入っている。

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1時間ほど飲んで帰宅。21時50分ぐらいから録画していた「マツコの知らない世界」エメラルドハンターの世界を見る。

7月4日(水)成田での取材と、ワードプレスのプラグイン「Jetpack」による不具合への対処法。

朝5時45分起床。取材なし案件の原稿制作の続き。10時時過ぎに家を出て取材へ。日暮里から11時5分のスカイライナーに乗り成田。わずか36分で到着するので快適。まずは本日の取材場所を確認。案の定わかりづらい場所だったが、昨日30分かけて探した地図のおかげでわけなく見つかった。なお、待ち合わせ時間ギリギリに来たカメラマンさんは駅からストレートに来れば10分ちょいのところ、迷って40分以上かかったそうだ。

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まだ取材時間まではかなり余裕があるので、空港ターミナルに戻る。立ち食いそば屋でもあればいいのだが見つからなかったので売店でおにぎりを購入し、空いているベンチに腰掛けテレビでやっている大リーグ・エンゼルスマリナーズを見ながら食べる。大谷翔平三振。

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取材は14時から1時間20分ぐらい。15時42分のスカイライナーで日暮里へ。山手線に乗り換え池袋。そして16時50分ぐらいに「晩杯屋 中板橋店」に入店。先客は1名。チュウハイと、つまみは「ポテサラ」と昨日の教訓を活かして混まないうちに「レバーフライ」を頼む。まんまる。

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追加で「ハタハタの一夜干し」を頼む。10センチ前後のものが4尾。まずは皿にたっぷりと盛られたマヨネーズに七味をパパパッと3振り。そこにハタハタの鼻先をチョコっと突っ込んで頭からかぶりつくと、パリパリとしていて香ばしく、身はふっくら。

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1時間弱飲んで帰宅。PCを立ち上げワードプレスでやっているブログのダッシュボードを見ると、プラグインJetpack」の更新を促すメッセージ。何も考えずに更新したところ、エラーメッセージが出てブログ自体が表示されなくなる。過去にも似たようなことがあったので、その際に行った対応方法を探す。FTPで「Jetpack」を無効にすればいいのだが、どんな手順でやったのか忘れてしまった。色々探した結果、レンタルサーバのユーザー専用ページに過去の問い合わせを発見し、やり方がわかり、どうにか復旧。備忘録として手順を書いておく。

「domain」→「wp-content」→「plugins」→「jetpack」フォルダを開く→フォルダ名を「_jetpack」に変更→「保存する」を選択

今回の教訓。「Jetpack」の更新はまず放置状態にしているサブサイトでやってみて、エラーがでないか確認し、その後メインサイトでやる。20時過ぎに見たNHK爆笑問題の番組で片岡鶴太郎さんがヨガについて語っており、劇団ひとりのマジウタを思い出す。「それが鶴ちゃん~」。22時ぐらいから録画しておいた「マツコの知らない世界」旨辛グルメの世界編を見る。冒頭に娘さんがこの番組への出演を決めた理由として「“激辛好き=バカ”ではないと伝えたい!」と言っていたが、それは被害妄想というか、あなたがそう感じているだけのことで「激辛好き=バカ」という認識はこの人が考えているほど一般的ではないのでは?…と違和感を感じる。ただ、「富士そば」でかけそば(300円)にそば湯をたっぷりと加えた上で、店の唐辛子をドバドバと入れ、さらに自分でブレンドして持ち込んだ一味を加えて食べている姿を見て、こりゃ確かにバカだわ、とも思った。で、わかったのだが、この娘さんが「バカ」と言われ続けてきたのは、「頭が悪い」という意味ではなく、度が過ぎていることに対してまわりの人は「バカ」という表現を使っていたのではないか。プロレスが好きで自分にはそれしか取り柄がないと言い切った剛竜馬をファンは「プロレスバカ」と呼び、試合中に敬愛の念も込めて「バカ」コールをした、あの感じ。まあ、周囲はそういったニュアンスで言っているのに、この人が「頭が悪い」という意味で「バカ」と言われていると感じているのだったら、確かに勘が鈍い「バカ」だとは思う。でもこの娘さんは決してそうではなく、本能的に「プロレスバカ」的な意味だとわかっており、「辛いモノ好き=バカ」的な発言は自慢の裏返しで、ある意味強烈な自己顕示欲の現れだと見た。